Cycling Road & Route - Cycling Tomorrow Japan

太平洋岸自転車道(一般県道九十九里一宮大原自転車道線)

ロード・コースのタイプ
自転車道
全長
33.0km

一宮町は,ゆるやかに弧を描く九十九里浜の南端,東に太平洋の黒潮洗う美しい砂浜,西に丘陵台地をひかえた,風光明媚で気候温暖な地域です。古くは,上総一宮1万3000石の城下町として栄えた歴史をもち,その後は,日本一といわれるガラス温室団地など,ハウス栽培を中心とした近郊そ菜果樹園芸を基幹産業にしています。 東京近郊屈指のリゾート地として多くの観光客を集め,近年は東京駅からJR特急で直通約60分,快速電車で直通90分という便利さにより,首都圏への通勤圏としても発展を続けています。 日本文学上、名だたる、芥川龍之介はこの一宮との関係が密です。大正3年(1914)と大正5年(1916)8月17日~9月2日の2回、一宮に滞在しています。一宮藩主加納家の近侍の子孫であり、一高時代の同級生でもある堀内利器に誘われた龍之介は町家に滞在して、毎日のように海水浴に行ったといいます。 最初の時は、吉田弥生との恋愛で悩んでいた龍之介を見かねて堀内が誘ったともいわれています。 大正5年、「羅生門」や「鼻」などによって文壇に華々しくデビューした龍之介は、新たな気持ちで久米正雄と一宮海岸近くのホテル一宮館の離れに滞在し、後に妻となる塚本文に宛てて、長い求婚の手紙を書いています。一宮の思い出は「微笑」「海のほとり」「玄鶴山房」「蜃気楼」などの作品に登場します。 上総国一宮の玉前神社(たまさきじんじゃ)は、玉依姫命を祭神として「延喜式」神名帳にも見える古社で、「三代実録」にも記載される由緒ある神社として、鎌倉時代には上総国一宮としての格式を保っていました。永禄9年(1566)の戦乱で一宮城とともに消失した後、里見義頼の寄進などの援助を受けて再建されたといいます。 現在の建物は本殿と拝殿を幣殿でつないだ複合社殿(権現造)で、工事関係者の名前を刻んだ棟札が残っています。棟札によると、貞享4年(1687)に上棟され、寛政12年(1800)に屋根を銅板葺きに改め、明治33年(1900)に塗装が行われたことがわかります。 社殿と棟札は、平成8年3月に県の有形指定文化財に指定されています。

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