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さいたま歴史探訪サイクリング -妻沼散走-

ロード・コースのタイプ
一般道,自転車道
全長
104㎞
所要時間めやす
約7時間

ルートマップ

さいたま歴史探訪サイクリング -妻沼散走-の地図

歓喜院
所在地:埼玉県熊谷市妻沼1627
日本三大聖天(当院と東京都台東区の本龍院(通称 待乳山聖天)・奈良県生駒市の宝山寺(通称 生駒聖天))の一つとされ、「埼玉の小日光」とも言われています。
参拝客や地元住民からは「妻沼聖天(めぬましょうでん)」「(妻沼の)聖天様」などと呼ばれています。
埼玉県熊谷市妻沼(旧、妻沼町)にある高野山真言宗の仏教寺院です。
寺の歴史
寺伝では治承3年(1179年)に、長井庄(熊谷市妻沼)を本拠とした武将齋藤別当実盛が、守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を建立し、長井庄の総鎮守としたのが始まりとされています。その後、建久8年(1197年)、良応僧都(斎藤別当実盛の次男である実長)が聖天宮の別当寺院(本坊)として歓喜院長楽寺を建立し、十一面観音を本尊としたと伝えられています。
中世には忍(おし)城主の庇護を受け、近世初頭には徳川家康によって再興されたが、寛文10年(1670年)の妻沼の大火で焼失した。現存する聖天堂(本殿)は、享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建されたものである。平成15年から平成23年まで本殿の修復工事が行われ、平成23年6月に完成。
平成24年 聖天堂(本殿)は国宝に指定されました。

聖天堂(本殿) - 拝殿・中殿(相の間)・奥殿からなる廟型式権現造(日光東照宮などに見られる、複数棟を一体とした建築形式)の建物です。大工棟梁は幕府作事方棟梁の平内政信の子孫の妻沼の名工林兵庫正清で、子の正信の代まで享保20年(1735年)から宝暦10年(1760年)にかけて二十数年をかけて再建されました。奥殿は入母屋造、桁行3間・梁間3間、正面向拝付き、中殿は両下造(りょうさげづくり)、桁行3間・梁間1間、拝殿は入母屋造、桁行5間・梁間3間で、これらを接続して1棟とし、屋根はすべて瓦棒銅板葺きです。奥殿は内外ともに彫刻、漆塗、彩色、金具等をもって華麗に装飾する装飾性の高い建築である。奥殿向拝南面羽目板の「鷲と猿」の彫刻は伝説的な彫刻職人の左甚五郎作とする伝承がありますが、実際の彫刻棟梁は石原吟八郎(吟八)と関口文治郎だそうです。奥殿は柱、長押などの部材に地紋彫をほどこし、内法下の大羽目板には七福神、縁下には唐子遊びを題材とした彩色彫刻をほどこしてあります。唐破風下には中国の故事にちなんだ「三聖吸酸」、「司馬温公の瓶割り」などの彫刻があり、拝殿正面唐破風下の彫刻は「琴棋書画」である。2003年から2010年にかけての屋根葺き替えと彩色修理を中心とする修理が実施され、当初の彩色が蘇りました。

重要文化財(国指定)
貴惣門 - 境内正面入口に位置する高さ18mの銅板葺きの八脚門。屋根を上下二重とし、下重は前後に2つの切妻屋根を架け、側面から見ると3つの破風をもつ特異な形式の門。持国天、多聞天の像を左右に配置している。妻沼の林正道により、嘉永4年竣工、安政2年(1855年)頃の完成。
錫杖頭(しゃくじょうとう) - 聖天堂の秘仏本尊。建久8年(1197年)の銘がある。錫杖とは、地蔵菩薩などが手に持つ杖のことで、杖の頭部に仏像を表すことがあるそうです。

本坊本堂
本堂を出て西に5分位歩いた所に本坊本堂が有ります。斎藤別当実盛公の次男、実長(出家して良応僧都)によって、聖天堂の別当坊寺院として開創しました。同時に御本尊として十一面観世音が寄進されました。
昭和50年、屋根を銅板に改修。

歓喜院 善光寺式阿弥陀三尊図像板碑
板碑の種字は梵字で表す場合と実際に仏像を彫り出す場合とありますが、こちらに描かれている、仏像のスタイルがちょっと特別なのです。この形式は3基ありますが、全国的に見てもとても珍しい形式です。
この形式は「善光寺式」と言い、長野にある「善光寺」のご本尊のかたちを象っています。
善光寺式の特徴は、手のかたち〔印〕です。阿弥陀如来は左手をおろし、人差し指と中指をそろえた形(「刀印」)をしています。そして菩薩たちは、胸の前で上下に手を合わせているような形(梵篋印)を組んでいます。 そして、仏たちが載ってる蓮台、普通は花弁があるお花の状態を台にした感じですが、花が散り終わって臼状になった蓮を台にしています。 そして一番わかりやすいのは、三尊で一つの光背(後ろの光の部分)だということです。 真ん中の阿弥陀如来の頭部の周りにあるものは、これは「飛天」または「化仏(化仏)」です。 年号は刻まれていませんが、鎌倉時代中期ごろの作と推測されています。 また、裏側にも梵字が刻まれていて中央には「バク」釈迦如来を表します。 この三文字は「釈迦三尊」を意味しているのです。

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